こんにちは!

都筑区のセンター北にある都筑こもれび整体院の山本です!
みなさんはグロインペイン(鼠径部痛症候群)という疾患を聞いたことがありますか?
サッカーやラグビーなどのスポーツをしている方に起きやすいこのグロインペイン。
股関節の痛みなのでその部分のケアばかりになりがちだと思います。
しかし、症状の原因などを知ると実は全身の事をしっかり考えないと改善ができないということがわかります。
今回はそんなグロインペインについて今回は解説していきます!



発症すると厄介なグロインペインも予防方法などわかっていると対策が立てやすいです!
グロインペイン症候群の症状


グロインペインの症状は、ランニングやキック動作などの鼠径部に力を入れる際に痛みを生じます。悪化してくると、起き上がりや立ち上がりや階段の昇り降りといった日常生活でも痛みが生じるようになります。
特にサッカーで多いとされています。
痛みの部位は主に以下の部位に多いです。
- 鼠径部
- 坐骨部
- 内転筋近位部
- 下腹部
- 睾丸後方
痛みのでてくる部位は意外に多いです。
それでは、次に原因について解説していきます!



私自身も以前フットサルでなったことがあります・・・
グロインペインの原因



グロインペインになりやすい身体の状態は以下のようになります。
- 股関節や背骨が硬い
- 体幹の安定性が低下している
- 全身の協調性の低下
グロインペイン症候群は、上記のような身体の硬さや体幹の安定性の低下、【上半身ー体幹ー下半身】の協調性が低下してしまっていることで、【股関節の負荷が過剰】になってしまうことで起きてしまいます。



オフ明けや怪我明けなどで協調性が落ちているときに発症してしまうことが多いです。
グロインペインの改善方法


グロインペインの改善には原因を取り除いていくリハビリが重要になってきます。
- 股関節と体幹の柔軟性を獲得する
- ランニングやキック動作などの動いている状態での体幹の安定性を向上する
- 全身の協調性を改善する
この3つが特に重要となってきます。
発症から復帰に向けては次のようなイメージでリハビリ計画を立てていくイメージで行きましょう
疼痛部位に炎症が認められる可能性があるので安静(1〜2週間)にする。
無理なトレーニングではなく、ストレッチや他の部位の可動域の改善をしていく。
股関節の可動域の改善や体幹のトレーング、協調性のトレーニングを行い股関節への過剰な負担を軽減していく。
痛みが減少したら早期からランニングなどを開始して負荷をかけていく
軽くボールを蹴るなどの動作から復帰していく。ダッシュ動作なども段階的に負荷を上げていく。
いきなり全体練習に復帰してしまうと再発の危険があるため、要注意。
特に練習前に協調性出す全身の動きを出すウォーミングアップは必ずいれる。



痛みが落ち着けば解決ではないことに注意が必要です!
最後に


いかがだったでしょうか?
グロインペイン症候群はプロサッカー選手でもなっている選手が多い症状になります。



怪我から復帰した選手が内転筋の違和感で再離脱など言われている場合はグロインペイン症候群かもしれません。
私自身も学生時代にサッカー部に所属していましたが、怪我からの復帰直後にグロインペイン症候群になって再離脱をした経験があります。
肉離れや足首の捻挫など、他の怪我をしたことによって全身のバランスが崩れているときに無理することで発症するケースも多いため、適切に対処してあげることが重要です。



当院でも復帰のための自費リハビリや身体のケアも行うことが可能です。お気軽にご相談ください!