立つと楽なのに座っていると腰痛になる原因と対策を理学療法士が解説!

立つと楽なのに座っていると腰痛になる原因と対策を理学療法士が解説!

こんにちは!

センター北駅にある都筑こもれび整体院の山本です!

多くの方は腰痛は経験があると思います。その中でもこんな症状の方はいませんか?

  • 長時間座っていると痛くなる
  • 長い時間座っていてその後に動かそうとすると痛みが出る
  • 座ってると痛みが出るけど立つと楽になる

今日はそんな腰痛の症状について理学療法士が解説します!

目次

なんで座っていると腰痛が出やすいのか?

多くの方は立っているよりも座っている方が身体への負担は少ないと思われていませんか?

実は腰への負担というのは立っているよりも座っている方が負担がかかるんです!

背骨にある椎間板にかかる内圧は、立位でいるよりも座位のほうが負担が強いということが研究でわかっています!

立位よりも座位のほうが腰への負担は1.4倍くらいかかることがわかっています。

そのため、実は座っていると腰痛が出るということは普通のことなんです!

座っている時に腰痛が出現しやすいのは、立っている時より腰への負担が大きいから!

ここから先はそれ以外の原因を書いていきます!

①座り姿勢のときに反り腰になってしまっている。

反り腰

反り腰は特に女性にかなり多い要因になります

反り腰だと、腰の筋肉である脊柱起立筋多裂筋腰方形筋がその姿勢を維持するために過緊張になってしまっていることで腰痛の原因となってしまっていることが多いです。

②座っている時に猫背の姿勢になってしまっている

猫背はどちらかというと男性に多い要因となります!

猫背になって座っているとそのバランスを取るために骨盤も後傾になりやすく、仙骨に負担が強くなってしまうため、腰痛の原因となりやすいです!

また、猫背だと腰の筋肉である脊柱起立筋多裂筋腰方形筋背中が丸まっていることで引き伸ばされてしまっていることで腰痛の原因となってしまっていることが多いです。

③おしりの筋肉が弱くなっているor硬くなっている

お尻の筋肉が原因となる腰痛は非常に多いです!

原因となる筋肉としては大殿筋中殿筋梨状筋などがあります。

特に梨状筋が硬くなってしまうと坐骨神経痛などの症状も引き起こしてしまう場合もあります。

坐骨神経は基本的には下肢の筋肉を支配する神経にはなりますが、圧迫されることで神経の動きが悪くなる結果として腰痛がでてしまうこともあります。

おしりには痛みを感じたりする感覚器官がたくさんあるので負担をかけてしまうと腰痛が出現しやすくなってしまいます!

坐骨神経の症状によって腰痛を引き起こすことがあります

また、筋肉が弱くなってしまったりしていると体幹を支えたりする能力も弱くなってしまうので腰痛はどんどん引き起こしやすくなってしまいます。

座っていると腰痛になる場合の対策

ここからは座っていると腰痛になる方の対策について書いていきます!

①姿勢の改善をしていく

まず最初には姿勢の改善をしていくことになります。

反り腰でも猫背の人でも胸椎と呼ばれる肩甲骨の間を少し伸ばしてあげることを意識してあげることが有効です!

腰の筋肉に負担がかかりにくくなるポジションを自分で探しながら日々の姿勢を少し意識してあげることが重要になります!

腰の負担がどうやったら出ないかと意識してみましょう!

②骨盤の体操を行う

次に骨盤を動かして上げることになります!

椅子に座って骨盤を動かしてあげることで骨盤の動きが良くなると同時にお尻の筋肉も鍛えてあげることができます!

この時も腰の筋肉に力が入るすぎないようにすることを意識してあげましょう!

過度に鍛えるよりもまずは動かしてあげることが大事です!

③おしり周りの筋肉をほぐしてあげる

お尻の筋肉をほぐしてあげることは腰痛の緩和に有効な手段になります!

手段としては

  • ストレッチをする
  • 硬いボールなどを使って直接ほぐしてあげる

上記のような方法が有効となります。

根気よく回数を重ねることが重要です!

どちらの方法も気持ちいいぐらいでやってあげるとより効果がでます!無理矢理はやめましょう!

座っていると痛い腰痛のまとめ

座っていると痛くなるという腰痛はかなり多いです!

  • 座っている姿勢が悪くなっていないか?
  • お尻の筋肉が硬くなっていたり弱くなっていないか?

これらを確認して腰痛の対策をしっかりとしてあげましょう!

当てはまっている原因があるときは今回紹介した対策を是非やってみてください!

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