なぜ身体が柔らかくならない?神経科学から解説

なぜ身体が柔らかくならない?神経科学から解説

こんにちは!

都筑区のセンター北駅にある都筑こもれび整体院の山本です!

みなさんは身体が硬くてストレッチを毎日しているのに効果が出ないといった経験はありませんか?

今回はストレッチをしているのに中々硬さが改善しないという方に神経科学の観点からわかりやすく解説していこうと思います!

次のようなことでお悩みの方必見です!是非参考にしてみてください!

  • ストレッチをしているのに中々改善しない
  • 身体が硬くて背中が辛い
  • 股関節の動きが硬い
目次

ストレッチをしているのになぜ柔らかくならないのか

突然ですが、みなさんはストレッチをして身体を柔らかくしたいときに何を意識していますか?

多くの方は硬い筋肉をしっかり伸ばそうと意識されているのではないかと思います。

その時に以下のような事に心当たりがある場合は逆効果担ってしまう場合がありますので注意が必要です。

  • 息を止めて思いっきり伸ばしている
  • ストレッチをしているときに腰や肩に力が入っている
  • 筋肉が痛いくらいストレッチしている

ストレッチをするときには上記のようなことをしている場合は脳が筋肉を緊張させようとする指令を出してしまいます。

各パターンについて説明していきます!

息を止めて伸ばしている

息を堪えてストレッチをするとその場では身体を強く伸ばすことができます。

しかし、脳からは力を入れて伸ばすという指令がでています。

そのため、筋肉は伸ばせるけれども繰り返すことで身体を動かすときには「力を入れる」ということも同時に行うため、結果として筋肉は強張りやすくなってしまいます

筋肉を伸ばすときは息を吐いて伸ばすなど力を抜くとうことが非常に大事になります!

ストレッチをしているときに腰や肩に力が入っている

ストレッチをするときに腰や肩に力が入ってしまう場合も同様に脳からは「身体を力ませる」という指令がでています。

この場合は今行おうとしているストレッチの体勢の難易度が高すぎる場合があります。

近年ではYoutubeやSNSでストレッチの方法を発信している方がとても多いです。

参考にすることは非常に大事ですが、身体が柔らかい方が行っているためやってみると難しい姿勢という場合も多いので注意が必要です。

ストレッチをするときには自分に負担がかかりすぎていないか注意が必要です。

筋肉が痛いくらいストレッチしている

昔から「努力は裏切らない」ということわざがありますが、筋肉を柔らかくするという場合に関しては筋肉が痛くなるほどのストレッチは逆効果になってしまいます。

筋肉には防御性収縮というシステムがあります。筋肉は痛みを感じると筋肉を収縮させて守ろうするようになります。そのため、痛みを伴うほどのストレッチをすると身体は守らないといけないという認識を脳に与えてしまうため逆に筋肉が硬くなってしまうという現象が起きてしまいます。

痛ければ頑張っているという実感は得やすいのですがどんどん硬くなってしまう事があるので注意が必要です。

身体を柔らかくするための方法

それでは、ストレッチを有効的に行うためにはどうすればいいのでしょうか?

その方法をいくつか紹介していきます。

ストレッチをかけるときに息を吐きながら行う

息を吐くという行為は副交感神経を優位にする効果があります。

そのため、ストレッチをする際に息を吐くことで力を抜いて不必要な力が抜けやすくなるという効果があります。

息を吐きながらストレッチをしていきましょう。更に深く伸ばしたいときには、伸ばしきったところで息を吸ってからまた息を吐きながら更に伸ばすと有効的に身体を伸ばすことができます。

息を吐くというのがとても重要となります。息がつまらないように意識してみましょう。

力まない姿勢を探す

ストレッチをするときに肩や腰に力が入らないようにするには楽に行うことが出来る姿勢を探すということが大事です。

立って難しければ座ってやる方法を探してみましょう。

ストレッチに限らず身体を動かすときには必ず脳はその時の運動を学習しようとします。

繰り返し力んだストレッチを行っていると、脳は「力む」という運動を学習してしまいます。

ストレッチするときには決められた形を真似るだけではなく、自分でうまく力を抜けるポジションを探すことで力を抜くという脳に学習させることができますので意識してみましょう。

力まないという運動を脳が覚えられるように意識してみましょう

ストレッチは気持ちいい程度に留める

ストレッチを行うときには気持ちいい程度に筋肉を動かすようにしましょう。

神経科学的には運動は動くということを繰り返すことで筋肉は柔らかなろうと認識するようになります。そのため、伸ばすのではなく、動かすというイメージで行っていきましょう

ストレッチは筋肉や関節を気持ちよく動かすことを意識しよう!

もしかしたらは最初は満足感が減ってしまうかもしれませんが、身体を柔らかくするためには意識を変えていきましょう!

まとめ

  • ストレッチをするときには息を吐くことを意識する
  • 力まない姿勢でストレッチをする
  • ストレッチは伸ばすのでなく、筋肉と関節を動かす意識で行う

いかがだったでしょうか?

今回は意識の部分だったため、少しわかりにくかったかもしれません。

そういう人もまずは3つのポイントを意識してみてください。

脱力というのは非常に大事ですので少しでもみなさんの身体が硬いという悩みの解決に役立てば嬉しいです。

身体の改善には脱力がとても大事です!感覚的な内容ですが是非参考にしてみてください。

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