脳卒中の後遺症について理学療法士が解説!

こんにちは!

センター北駅にある都筑こもれび整体院の山本です!

今回は脳卒中の後遺症についてお話させていただきたいと思います!

「脳卒中ってどういう症状があるの?」

「脳卒中で後遺症になったらもう治らないの?」

そんな疑問を解決させていただきたいと思います!

目次

脳卒中とは?後遺症には何があるの?

まず、脳卒中は3種類に大別されます。

1つ目は動脈硬化などで脳の血管や他の部位でできた血栓が脳血管で詰まってしまい、脳が壊死してしまう

脳梗塞

2つ目は脳の血管が破れてしまうことで起きる

脳出血

3つ目は脳にある動脈瘤(血管のコブ)が破れてしまい、脳の表面に出血をする

くも膜下出血

次に主な症状としては以下のようなものがあります

  • 片麻痺
  • 感覚障害
  • 高次脳機能障害
  • 運動失調

他にも脳血管性の認知症など様々な症状があります!

①片麻痺

片麻痺は脳の運動を司る部分が障害を受けることで片側の手足が動きにくくなることを言います。

右側の脳卒中では左の片麻痺

左側の脳卒中では右の片麻痺になります。

おそらく一般的な脳卒中のイメージがこちらになるのかなと思います。

右手足がしびれて動きにくくなったり緊張の亢進が主な症状になります。

いわゆる中枢神経障害といわれるものです。

②感覚障害

脳の感覚の領域が障害されてしまうと起きる症状になります。

触った感覚や温度の感覚が鈍くなってしまったり、逆に過敏になったりしてしまいます。

他にも立ったときの感覚がおかしくなってしまったりなど様々な感覚の障害があります。

③高次脳機能障害

主に大脳と呼ばれる部分が障害されたときに起こる症状となります。

大脳は主に人間が特に発達しており、他の動物にはみられないため、高次脳障害と呼ばれています。

症状としては、

右脳に障害が起きれば半側空間無視や注意障害

左脳に障害が起きれば失語、失行、失認などの症状が起きます。

④運動失調

運動失調は小脳に障害が起きた場合に起きる症状になります。

バランス感覚の低下などが主になります。

立っていると震えだしたりするなど筋力はあるのにバランスが取れなくなってしまう症状が主になります。

脳卒中の後遺症の対策はどうするの?

脳卒中の対策の基本はリハビリテーションを受けることになります。

私も病院や介護保険領域で脳卒中の方のリハビリテーションを長年実施していました!

基本的には発症直後の急性期から回復期と呼ばれる病棟で集中的にリハビリを行うことになります。

脳の機能は脳卒中によってダメージを受けても時間とともに回復すると同時に無事だった部分で機能の代償をしてくれることがわかっています。

身体を動かすリハビリは昨日の回復を促すという意味でも必須となります!

退院後はどうなるの?

一般的に病院を退院後は介護保険などが利用できれば訪問リハビリなどの介護保険のリハビリを主に使用することになります。

しかし、そういった制度が利用できない場合も非常に多いです。

リハビリを受けたいのに受けれない方をリハビリ難民となっている方が多いのも実情です・・・

基本的に保険を使ってのリハビリは日常生活を送れる状態までのことを指しているため、その先の受け皿がないことが現状です。

しかし、現在では自費リハビリという新しい選択肢ができているため、徐々にですが選択肢の幅は広がりつつあります!

最後に

いかがだったでしょうか?

脳卒中は脳の機能の障害を受けてしまうため、完全に元通りということは難しいですが、長期的にリハビリを行うことで改善は確実に見込めます!

脳卒中に新しい道を示すためにも自費リハビリという選択肢にいれるのは有効な手段になるかと思います!

当院の院長である山本も脳卒中の方に対して急性期から在宅までリハビリをしていた経験があります!もし気になることなどあれば公式LINEなどからお気軽にご相談ください!

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