こんにちは!
センター北駅にある都筑こもれび整体院の山本です!
みなさんは不安障害というものをご存知ですか?
不安障害はこころの病気の一つとなります。
不安障害の原因は完全には分かっていません。
遺伝的な要因や環境、精神的な気質、身体的な状態などが関わっている可能性があると言われています。また、脳の神経伝達物質であるノルアドレナリンやセロトニンのバランス不良が有力な説の1つとなっています。
今回はそんな不安障害について理学療法士が解説していきます!
不安障害とは?
不安障害の主な症状は以下のようになります。
- 不安で眠れない
- 行動をしようにも嫌になって制限されてしまう
- 疲労感が強い
- 動悸がする
- 呼吸困難になることがある
- 人前での会話などで極度の不安と緊張を感じ、混乱することがある
不安障害では世界的にも非常に多いこころの病気となります。日本においてはうつ病やうつ状態の患者数を上回る約1,000万人以上の方が罹患されていると言われています。
この不安障害は上記の症状だけではなく、
- 肩こり
- 腰痛
- 坐骨神経痛
このような肉体的な症状を筋肉の緊張などから発症してしまう場合もあります。
神経が過敏になってしまっているため、いろいろな症状が出てしまうケースがあります。
症状が多岐に渡って出てしまい、更にそれが不安につながってしまうのでどんどん悪循環に陥ってしまう場合が多くあります。
このような症状は、他人から理解してもらえないケースなども多いため、余計にストレスがかかってしまいます。
最初に書いた通り、ノルアドレナリンやセロトニンのバランスが崩れてしまうことで脳が異常事態となっている状態がベースにあります。そのため、心の問題だと言われていますが本質的には脳の神経系の問題が強いと考えたほうが良いです。
不安障害は脳の病気です!
不安障害はどのようにして改善していく?
それでは、不安障害はどのように改善していくべきでしょうか?
最初の段階では病院を受診は必ずしましょう!
薬なども使用しながらまずは状態を上向けるようにしてあげることが重要となります!
薬の服用によって改善が進んできたら減薬などを検討していきます。
減薬に関しては必ず主治医の先生と相談しながら進めるようにしましょう。
調子がいいと思ったら自分から主治医の先生に提案してみることも大切です!
薬を併用しながら、今起きている症状に関して改善を目指していきます。
身体的な症状がある場合は整体などを利用してあげるのも一つの手となります。
少しずつ、今の身体の状態と向きある認知行動療法と呼ばれる手法を併用しながら改善に向けて行動してあげることが大切となります。
他にもカウンセリングを受けるなど、自分で抱え込まないで周りを頼っていきましょう。
大事なことは焦らないことです。step2と3は状態によっては同時並行となる場合もあります。
まとめ
- 薬で改善
- 徐々に減薬をして整体など改善に向けて行動をする
- 日常生活への復帰をしていく
とにかく焦らないことが重要です!
当然ながら個人差はあるものですが、回復に向けては上記のようなルートで進めていくことになります。
薬だけで改善というよりも日常の中でも改善に向けての行動を入れてあげることで回復は早まってきます。
何にしてもそうですが、病気の改善には時間が必要となります。根気よくが大事です!
少しでも参考になればうれしいです。
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