脳梗塞の後遺症って改善するの?解説します!

脳梗塞の後遺症って改善するの?解説します!

こんにちは!

センター北駅にある都筑こもれび整体院の山本です!

早速ですがみなさんはこんなお悩みはありませんか?

  • 脳梗塞のリハビリってどうやって行うの?
  • 脳梗塞後してからどのくらい改善することができるの?
  • そもそもリハビリして改善ってするの?

テレビなどでも冬になると脳梗塞の話題が必ず出るくらい発症される方の多い疾患ですが、予防や症状については語られていても改善については中々語られることは少ないのではないかと思います。

今回は病院や施設、在宅など様々な分野で理学療法士として脳梗塞の方のリハビリを担当してきた私が脳梗塞のリハビリについて解説していきたいと思います。

目次

脳梗塞の後遺症は改善することはできるのか?

まず結論から述べると脳梗塞の後遺症はリハビリなどの運動療法などを根気強く継続していくことで必ず改善はしていきます!

しかしながら、改善に向けての方向性などを間違えてしまうと余計に麻痺による代償動作などが出てしまうケースも有るためそういった注意点は知っておきましょう!

改善が発症後6ヶ月と言われている理由

脳梗塞後のリハビリでもしかしたら「脳梗塞は発症後半年までしか改善しない」こんな言葉を聞いた事がある人がいるかもしれません。

これに関しては脳の回復するという意味では正しいですが、機能改善とはまた別物になります。

ダメージを受けた脳血管の回復は発症後から半年で終了するとされていますが、リハビリでの改善は別物です!

脳梗塞のリハビリで行う機能改善は如何にして脳のダメージを受けていない部分に適切な運動を認識させるかがとても重要となります!

そのため、脳の回復そのものは完了していたとしても麻痺の動きの改善や痛みの減少は可能となります!

脳機能の回復が終わっても何故機能は回復できるのか?

脳という部位は非常に高度にできています。そのため、一部分にダメージを受けたとしても他の部分で代わりの役割を代償してくれます。

その際に無理に動かすなどではなく、適切なリハビリを実施していくことによって麻痺側の緊張や随意性というものは回復することが可能となります!

闇雲に筋トレなどをしないというのが大きなポイントになります!

脳梗塞の後遺症リハビリはどのようなことを行っていくのか?

脳梗塞の後遺症のリハビリとしては基本的には徒手療法による感覚刺激による運動の促通と実際の運動を行う運動療法が主な方法となります。

自身でがんばろうとすると麻痺がある場合は本来とは違う意図の動きになってしまうケースが多いです。そのため、まずは徒手で適切な筋肉の動きを脳に学習させていきます。その後に実際の運動を行っていきます。

下肢の麻痺に対するリハビリ

STEP
徒手療法による感覚刺激

実際に徒手で振動などの刺激を入れながら本来の動きに近い筋肉の出力発揮を促していきます。

脳梗塞後の最初はご自身で動かそうとしてもうまく動かせないケースがほとんどです。そのため、施術者が状況を見極めながら適切な動きを導くようにして筋肉の動きを引き出していきます。

また、徒手刺激で刺激を入れていくのでとにかく筋肉に対していい刺激を大量に与えてあげることが可能です。

刺激の入れかたも目的とする筋肉に直接触れて刺激をいれる方法や、全身に対して振動刺激をいれて歩行の感覚をいれるなど様々な方法を実施していきます。

STEP
運動療法による動作練習

運動療法もひたすら歩くや立ち上がりの練習をこなすだけではなく、動きの状態を見て課題などを調節しながら行っていきます。脳梗塞後の後遺症の具合は人によりそれぞれです。

段階に合わせた運動内容で数をしっかりとこなせるようにしていくことがとても大事になります。

多くの場合は最初は足踏みなどのその場でのリズム運動から開始して徐々に実際の歩行に進んでいきます。

手指のリハビリ

手のリハビリに関しても基本方針は一緒になります。手に力が入ってしまって常に握ってしまっている場合などにも無理矢理に伸ばしたりはせず、徐々に手の力が抜けるように徒手刺激から開始していきます。

STEP
手指の徒手刺激

手指の動く範囲で曲げ伸ばしを力が抜けるように誘導しながら刺激していきます。

この時に無理や伸ばしたりしてしまうと筋肉にダメージが入ってしまい逆効果になるので注意して行っていきます。また、肩周りも固まってしまうケースも非常に多いので同様にして緊張を取りながら肩甲骨を中心に動かしていきます。

STEP
手指の運動療法

こちらも段階を踏みながら動かしていきます。指を頑張って動かすのではなく、力を入れたら抜くなど感覚面の刺激を特に考慮しながら運動に繋げていきます。

実際に動かしたりが問題なく出来る場合は、上肢全体の分離した動作が出来るように課題を設定しながら運動を実施していきます。

脳梗塞の後遺症のリハビリは筋肉に対して適切な刺激をいれることで動きを促通することで動きは改善していきます!

脳梗塞の後遺症は改善するのか?のまとめ

脳梗塞の後遺症は改善することはできます!

  • 諦めないでリハビリを継続していくこと
  • 適切な刺激と運動の負荷量をかけていく

この2つが非常に大事になります!

当院でも脳梗塞で片麻痺などの後遺症がある方の自費リハビリは実施が可能です。更に歩行能力を高めたい、動きの改善をしたいという方はお気軽にご相談ください!

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