圧迫骨折について理学療法士が解説!

こんにちは!

センター北駅にある都筑こもれび整体院の山本です!

みなさんは圧迫骨折という言葉を聞いたことがありますか?

圧迫骨折は、高齢になってくると骨粗鬆症など骨が弱くなり、その際に尻もちをつくなどの転倒をしてしまうと良くなってしまう骨折です。

圧迫骨折は一般的に背骨の中でも腰椎と胸椎で起こりやすいものとなっています!

今回はそんな圧迫骨折について、概要と受傷後のリハビリの過程について説明していきたいと思います!

目次

圧迫骨折とは?

圧迫骨折の写真

圧迫骨折とは、正式名称を脊椎椎体骨折(脊椎圧迫骨折)と呼びます。

多くの場合は胸椎か腰椎で起きるため、胸椎圧迫骨折や腰椎圧迫骨折と呼ばれることもあります!

好発部位は第11胸椎から第2腰椎とされています。

高齢者の4大骨折の一つとなります!

高齢者の場合は骨粗鬆症の影響で骨の弱くなっているとき生じるものでは、疼痛が軽度のこともあります。

テレビなどでは「いつの間にか骨折」と呼んだりされることもあります。

ちょっとした物をもった衝撃でおきた腰痛が実は圧迫骨折ということもあります!

病院勤務時代には歩いて受診して圧迫骨折が判明してそのまま入院になった方もいました!

尻もちなどの明らかに原因があるものでは、通常は骨折のある場所に痛みを生じます。いくつもの場所に多発性に椎体骨折が生じると背中が丸くなり(円背)、身長が低くなってしまいます。

圧迫骨折の経過とリハビリ

コルセット

圧迫骨折の受傷後はベッド上に安静にしてコルセットが到着してからリハビリを開始します。多くの場合はコルセットは3ヶ月程度装着することが多いです。

リハビリでは、まずは起き上がるところから始まります。その後は歩く練習や階段練習など自宅に帰るための運動を中心に実施します。

圧迫骨折用のコルセットは硬さもあり身体が動きにくくなるため、バランス能力などが低下してしまう場合もあります。

高齢者の場合は時間をかけてリハビリを行う場合もあります。疼痛が出ている場合はそのせいで筋肉が緊張するなどしてしまい、骨折とはまた別に腰痛が発生してしまう場合もあります。

最近では、痛みの改善が進まない場合にはBKP治療と呼ばれる骨折部位にセメントを注入する手術などが行われることもあります。

入院でのリハビリは、痛みが落ち着いて生活がある程度できる段階になると退院となることが多いです。

退院は日常生活に戻るうえで早いほうが良い場合が多いですが、不安がある場合は主治医の先生に相談してリハビリを継続することも

痛みがまだ続いているなど不安が強い場合は継続してリハビリを実施する場合もあります。

最後に

圧迫骨折の痛みで悩まされている場合はしっかりとリハビリをしてあげることが重要となります。

痛みが残っているけど不安がある場合などは早い段階で主治医の先生や担当の理学療法士の方に相談してみましょう!

しっかりとリハビリをすることで改善はしてきます!

当院でも圧迫骨折後のリハビリがまだ足りないといった方の対応が可能ですのでお気軽にご相談ください!

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