膝蓋骨骨折のリハビリについて理学療法士が解説!

膝蓋骨骨折のリハビリについて理学療法士が解説!

こんにちは!

センター北駅にある都筑こもれび整体院の山本です!

みなさんは膝蓋骨骨折を聞いたことがありますか?

言い方を変えると膝のお皿を割ってしまったなどと表現をされることが多いです。

今日はそんな膝蓋骨骨折について解説していきたいと思います!

膝蓋骨って膝を動かしていくために実はとても大事な骨になります!

目次

膝蓋骨骨折とは?

膝蓋骨骨折というのは膝のお皿の骨が割れてしまう骨折のことです!

医療業界では膝蓋骨のことを英語でpatella(パテラ)というのでパテラ骨折と呼ばれたりします!

前方に転んで膝をからついてしまった場合や、重いものを急に持った時に支えきれず膝から崩れてしまったときなどに起きてしまう骨折になります。

膝蓋骨骨折は骨が離れてしまっていなければ保存療法で経過を見る場合が多いですが、多くの場合は医療用の針金(テンションワイヤー)で固定をする手術を行います!

膝蓋骨という骨は小さくて役に立っているイメージがしにくいのですが、実は膝を曲げ伸ばしする際に非常に大事な役割をしている骨になります。そのため、リハビリまでしっかりやらないと膝が動きにくくなるなんてこともあるので大事にしてあげましょう!

術後のリハビリ

膝蓋骨骨折の術後はリハビリをすることが一般的になります!

多くの場合は以下のような流れでリハビリとなります!

STEP
手術直後はニーブレースを着用して固定

手術直後はまだ膝蓋骨がくっついていないため、ニーブレースと呼ばれる固定具を使って安静になります。最初期に関しては膝自体は動かさずに術創部の硬さが出ないように皮膚のモビライゼーション、股関節などの周囲や動かない範囲での膝の筋力強化を実施していきます。膝を固定していれば歩く許可が出る場合もあるため、その時には松葉杖や歩行器で歩行をします。

STEP
膝の可動域改善

主治医の先生から膝を動かす許可が下りたら徐々に可動域の改善をしていきます。おおよそ120°まで曲がるようにリハビリを実施していくことになります。また、歩行練習なども本格的に実施していくことになります。

ここまでで入院期間は1〜2ヶ月位になることが多いです。

STEP
退院

可動域が獲得でき、日常生活に支障がなくなったら退院となります。1年後などにワイヤーを外す手術をすることもあります!

人によっては可動域は退院後の外来リハビリになる場合もあります。

術後に関しては退院の目安は日常生活ができるまでが一般的になります!

自主トレとして膝蓋骨周りの筋力トレーニングや自身でお皿を動かしてあげるなどのケアが大事になります。

最後に

いかがだったでしょうか?

膝蓋骨骨折は固定期間も長い場合があります。そのため膝の曲がりの改善に時間がかかる場合もありますが、根気よく継続していくことで必ず改善していくことができます。

可能な範囲でリハビリの継続や整体を受けることもおすすめです!

当院でも膝蓋骨骨折の術後の自費リハビリは可能となります。お気軽にご相談ください!

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