坐骨神経痛で来院された70代男性

こんにちは！

今回は坐骨神経痛の症状で来院された70代男性の方の施術をさせていただき、無事に卒業となられたのでその報告をさせていただきます！

まだまだ、開院して日が浅いこともあり、明確に卒業とさせていただいたケースは少ないですがうれしかったので書かせていただきます！

70代男性の施術例：坐骨神経痛改善への道

初回の評価

この方の主訴は、長い時間同じ姿勢でいると左足に痛みが出てくるというものでした。しかしながら、過去に同じような症状があまり出たことがなく、ここまできつくなったのは今回が初めてということでした。

要望としては海外旅行に行く計画があるため、そこに向けて改善したいということでした。

カウンセリングをしていく中で、過去に五十肩の既往もあり肩や背骨の動きの硬さもみられました。

初回の評価では、全身の身体の硬さや姿勢、筋肉の状態などをチェックしました。

その場では痛みは落ち着いていましたが、臀部に押圧することで痛みが見られました。関節の動きも緊張で硬さがありました。

そのため、臀部の緊張を減少させていくための施術を行うこととしました。

施術内容

初回では股関節周囲の緊張を取るために上手く機能していない筋肉が動けるようにするための感覚入力と関節の動きを広げるための施術を行いました。

セルフケアでは、骨盤周囲を動かせるようにするためのエクササイズをお伝えしました。

2回目以降では、臀部周囲のみでは取り切れない症状の改善のため、上半身や背骨周囲まで範囲を広げて施術を実施していきました。

最初は週に一度のペースで施術を継続していただくことで、徐々に痛みの出現頻度は減少してきました。

２ヶ月後には日常生活で困るくらいの痛みの出現はみられなくなりました。

結果

最終的には、家族で海外旅行に無事に行くことができ、その後間隔を開けても特段の悪化が見られなかったため御本人と相談して一度卒業という形を取りました。

最後に

いかがだったでしょうか？

当院では、最終的に卒業という形を取るか、定期的にメンテナンスで来られるかに関しては御本人の判断に任せています。

この方は、症状が出始めてから日が浅く、セルフケアも意識してくださっていて散歩なども習慣にいれるように努力されているということで卒業という形にさせていただきました！

長年の不調の場合などはどうしても動きの癖などもあるため、簡単に改善ができないケースも当然あります。その方の生活ペースに合わせた施術とセルフケアの提案をさせていただくように心掛けています。